住宅の省エネルギー化
住宅省エネルギー技術講習に参加してきました。
平成27年に「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する」法律が公布されています。
今、温暖化問題や大震災を契機としたエネルギー制約に直面しており、エネルギー使用における低炭素型の社会をつくることが大きな課題となっています。
早急に取り組まなければならない住宅の省エネルギー化のために、国では新築住宅・建築物の段階的な省エネルギー基準への適合をすすめています。
住宅の省エネルギー化に欠かせない技術が「断熱」ですが、断熱化には暖房室内の温度差および、暖房室とトイレ・浴室などの非暖房室との温度差を少なくできるメリットもあります。
これが、低い温度でも快適で温度むらがない住空間を実現し、冷暖房費のランニングコストを抑えるだけでなく、部屋間の温度変化によるヒートショックの予防にもなります。
しかしながら、つくり手は、国の基準は最低ラインと捉えて、より性能の良い住宅を提供する必要があります。
安全で性能の良い材料と、その材料を活かす丁寧な施工で、より断熱性の高い、居心地の良い住まいを提供していきたいと考えています。
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