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新潟で新築か戸建リノベか リフォームか?あなたが満足する住み方 Vol.6

リフォーム工事というものがあります。修復工事という、現状のものを直すというやり方、また現状のものをもっと快適にするやり方のリフォームがあるんですけど、一般的には修復工事が非常に多いです。

これのいいところは、工期が短い、コストが安い、仮住まいの必要がないなどが特徴になります。

そういう意味としては、手軽にできるということがあるんですけど、手軽な分だけ、逆に言うと、大事なところが直せないということがあります。

例えば、お風呂を直しましたっていっても、柱が腐っていた場合、腐ったままユニットバスを組み立ててしまう業者さんもいます。

つまり、リフォームですので、直し方次第ということになります。

でも、これを直していかないと、後で地震が起きたりすると、そこから崩れていったりするわけですから、本来であればしっかりと直さなきゃダメなんですけど、予算の都合上ですとか、解体してからそういうのが見えてくるわけですから、それを無視して安易にやってしまうと、怖い結果になったりします。

また、リフォーム工事を行っても、資産価値が上がらないというのも大きな特徴です。

例えば、部屋のイメージを変えるために、クロスを全部貼り替えましたっていっても、暑い寒いは何も変わりません。

前にありましたけれども、400万円も掛けてリフォームしたけれども、結局何も生活が変わらない、使い勝手が悪い、収納力がない、寒い、こういう結果になってしまって、リフォームしてから一年後に、また大きなリフォームをする羽目になったという方もあります。

ですので、お金を掛ける以上は、その資産価値に対してのメリットがしっかりと見えるような工事をしてあげるのが一番いいと思っています。

せっかく工事をして、キレイになったはいいけど、使い勝手が何も変わらないでは、お金を掛けたメリットが見えません。

ですから、お金から進めるのではなくて、やはり問題点の整理をしっかりとしていった方がいいでしょう。

特に、昔の台所、水回りというところは、収納力が無かったり、使い勝手が悪いことが非常に多いです。キッチンを引出しタイプに変えたから収納力が上がるかと思うと、使い勝手はそれほど変わりません。

ですから、せっかくリフォームをするのであれば、このタイミングで、どれくらい生活スタイルに合わせることができるかを考えていくといいと思います。

いろいろなやり方がありますけれども、どれだけ満足できるかということを考えて進めていかないと、失敗して後で後悔することになりますので、きちんと考えながら家づくりを進めていくといいでしょう。

新築のフリー設計と規格型住宅、大規模改修・古民家再生工事、リフォームの、長所と短所を図にまとめましたので、参考にして下さい。

次回以降は、「リフォームできない家がある」ということについてお話します。

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