新潟で新築か戸建リノベか リフォームか?あなたが満足する住み方 Vol.2
新築工事には、フリー設計というものがあります。
フリー設計の良いところは何かというと、間取りが好きなようにできて、自由度が高いということです。
自分の家族構成に合わせて、家の機能をつくり上げるという考え方ですね。
また、フリー設計の場合ですと、使う材料も自由に選ぶことができます。
何にしても、自分の好きなようにできるというのが、このフリー設計の特徴です。
仕様の自由度でいいますと、キッチン、ユニットバスなどの設備を、自分で好きなものを選べるということです。
また、材料もそうですね。柱材、土台、梁なども、こだわりを持った材料を使うことも可能になります。
また、新築の一番のメリットは、地盤から直すことができるということです。地盤改良工事ができるのも特徴だと思います。
このように、間取りの自由度、仕様の自由度があって、好きなように選べるというのが長所になります。
逆にいうと、短所は、好きなことができる分、イメージが掴みにくいところがあるというのが欠点になってきます。
よく言われるのが、設計士が間取りを描いてきたけれども、なかなかイメージがつかないということがあります。
同じ8畳の部屋でも、天井の高さが高いか低いかによって、これもイメージが全然変わります。
また、間取りで吹抜けがあったりすると、その吹抜けの部分もどういう風な見え方になるかというところも、絵ではなかなか分からないところでもあります。
よく、パースを描いてイメージをつけていくというやり方もあるんですが、現実問題パースも結局は図面でしかありません。
そうすると空間のイメージがなかなかつかなくて、描かれた図面とイメージが違うなんていう行き違いも起きやすくなったりします。
この、イメージをつけるというところが、実は非常に時間が掛かりまして、図面を描いたはいいけれどもイメージを掴むということに時間が掛かるというのが、大きな欠点になります。
そのためには、最初の契約前の段階に時間を掛けていくということが、大事なことになるんじゃないかなと思います。
また、フリー設計でもうひとつ、一番大きな短所というのが、コストが上がるというところになるんじゃないでしょうか。
好きなものを選んで、好きなようにつくっていく、当然その分、使うものの発注がまとめてできませんから、その分コストが高くなってくる。
つまり、フリー設計を行っていく場合は、イメージがつきにくい、イメージをつけるために時間がかかる、コストが高くなってくるということを重点に置きながら進めないといけません。
そのためには、最初にライフプランをしっかりと立てて、自分達がいくら借りられるかなどを、自分だけで考えるのではなくて、最初から工務店さんと相談しながら、借りられる金額と、ちゃんと支払いに問題が起きないというプランをしっかりと考えていくのが一番大事だと思います。
次回は、規格型住宅についてです。
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